cool kids
今日、面白い曲を見つけた。
Justus Bennettsの【Cool Kids】というEP
なんてtiktokでウケそうな曲なんだろう!
と素直に思った
実際多分狙ってる
最近の曲は分数と展開まで気にしてしまう
分析するにはいいけど、自己満で曲を作る時にこういう所謂「トレンド」みたいなものを一瞬考えてしまうのは個人的には嫌だなぁ
イントロは欲しくなるししっかり聞かせたい部分だってあるよね、、、、、よね?
まぁ受け手の聴き方の変容はプラットフォームによって変わる事を頭に置いておかないと、、、、
まぁそんな事はどうでもよくて(よくない)
このcool kids、EP通して11分17秒という短さ!
こりゃすごい。
全曲3分切ってるし、
二曲目のBad Dayは1分48秒ときた
この曲でカップラーメンは全然作れないね!
このEPの曲は、それぞれもう曲のココを切り取ってね!って聞こえてくるくらいストレートパンチで、
中でも表題にもなってる一曲目のcool kidsの歌詞の頭
And all the cool kids peaked in high school
「イけてる奴らのピークは高校生」
ここは切り取りたくなりますよねぇ
俺らって最強のダチだよな!って顔の海外のイけてる若者が仲間と踊ってる映像とか、日本だと誇張された陰キャ(シャツinバンダナあり)からヤリチン大学生に変身したりしそう!!!
、、、そんなことを言いたい訳じゃなくて、
ここまでストレートな歌詞はある意味一つの核心をついてるなぁと感じる
全体的に過去形な歌詞で冷静に振り返ってる様だけど若々しさも感じるバランス感が気持ちいい。
続きの歌詞に
Feels good to be a reject lately (Yeah, it does)
「最近嫌なものは嫌と言えて気持ちがいいんだ」
I set fire to my yearbooks
「卒業アルバムなんて燃やしちゃえ」
Can't believe how long four years took, oh no
「こうなるのに4年もかかっちゃったなんて信じられない」
間違ってるかもですが、まぁあってるでしょ!
他の人の解釈も聴きたいところ、、、
まって、、、、
ん?、、、4年、、、??
!!!
ほぼ同い年じゃないかぁ!
アメリカの高校もほとんど同じ年齢で卒業みたいなので、この曲の主人公は22〜23歳くらいって事じゃないか??
このターゲットの絞り方、面白いなぁ
↑あらやだ!ビジネス的!
そう思ってしまったそこのあなた(自分)、落ち着いてくださいな。
風呂場の冷え切った湯船に頭を沈めて考えてみましょう。
hyper持論ですが、海外の人気を博すアーティストはこぞってみんな「等身大」だと思います。
過度に、流行に左右されず、等身大の自分から生まれる作品だからこそ、どの年代の曲を聴いても新鮮に感じる気がします。(他にもいろんな要因があるけどね!いつか「等身大」をテーマにまとめたいなぁ)
何が言いたいかと言うと、ビジネス脳な曲という見方じゃなくて、彼の実体験からくる言葉だったんじゃないかなぁという事です。
冷え切った湯船の中だとこんくらいが思考の限界です。
凍える体をよそに調べると
Justus Bennettsさんは21歳なんですねぇ、、、
やっぱり!と喜びながらも年下という事実に体の震えが治らない訳ですが、
こういう
「Can't believe how long four years took, oh no」
みたいな独自のワードは世の中のみーんなに伝わる様な書き方では産まれてきにくいと思います。
大勢にに伝わる部分と、自分の体験からくる言葉、このバランスが上手い作品は意識せずともグッときますよねぇ、、、
あと、ちょくちょく聞こえてくるファンクなギターリフも歌詞に対してよりメタな感じがして絶妙ですし、
これがパワフルで元気いっぱいな学生パンクロックみたいになってたらまた違うなぁと感じます。
もっともっと書きたい事あるんですが、書くのがそろそろ疲れてきたのでここら辺で終わり!
音楽について触れてなさすぎるだろ、、、
まぁちょっと面白そうっておもってくれたら是非聴いてみるのが良いかと!!
どうせ2分12秒しか時間取らないしね!!